L’Image

白い巨象

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手に入れてしまいました・・・

フュージョン創成期の名(迷?)作、『White Elephant』の未開封オリジナル盤!!!
「父ちゃんがイヴェントプロモーターだったから、レコード会社から資料として送られて来たレコードが未開封のまま大量に残っている」というNew YorkはSuffolk County在住の青年から買いました。

開封するか否か、大変悩んでおります。
何故せっかくの未開封のお宝を開封するのか?

それは、未開封のままだと、中のレコードにカビが生えたり、反ってしまったり、知らない間に聴けない状態になってしまう可能性があるからです。(なんせ今から約40年前のものなので、既にそうなっている可能性もありますが・・・)

未開封のヴィンテージレコードを手に入れると、「メモラビリア」「コレクターズアイテム」としてとらえるか、それともレコードがレコードとしてこの世に生まれて来た意義を尊重するか、いつも大変悩みます。

音楽ファンとしては、開封後、きちんと手入れをしてミントコンディションを保ったまま次の世代へ引き継いでいくのが使命のような気がするし、レコードコレクターとしては、未開封のまま自慢し続けたい気もするし・・・

Steely Danの『Aja』のオリジナル盤(もちろん型番がAB-1006の方)も未開封品を持っていますが、こちらも同様に自分が持っているという事実があまりに恐ろしくて開封するか否か決めかねたままレコードラックに埋蔵されています。でも開封したてのオリジナル盤って本当に良い音なんだよなぁ・・・Kenny Rankinの『The Kenny Rankin Albam』を未開封で入手して針を落とした時の感動は忘れられません。The Supremesの『Sing Rodgers & Hart』のオリジナル盤、しかもMONO盤はまだ開けていませんが、近々開けます。これは大好きな作品だし、世間的に特にレア盤というわけではないので、DL-102あたりの針で「43年越しの新品サウンド」を楽しもうかと。

その写真はコチラ。
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ところで『White Elephant』といえば、「寄せ書きサイン」の進行具合ですが・・・今のところSteve Gadd、Mike Mainieri、Warren Bernhardt、Tony Levin、David Spinozzaの「L’Image」に加え、去年秋のNew YorkでRonnie Cuberからももらったので計6名です。あとはDavid Sanborn、George Young、Bob Mann、Hugh McCrackenあたりでしょうか。David Sanbornはまぁそのうちもらえるとして、George Youngも6月にCarmel ValleyというCaliforniaの奥地でリサイタルをやるようなので行けばもらえるよなぁ。しかしBob MannとかHugh McCrackenって一体今何やっているんでしょうか・・・?

そうそう、このアルバム、さっき気付いたのですがMixやっているのがJay Messinaなんですね!見開きのポートレイトにちゃんと写真も載っているし!「ロック界の大御所エンジニア」と、Steveはなんでこんなに仲が良いんだろうと不思議だったんですけど・・・まさかWhite Elephant同窓生だったとは・・・

Jayとはミカさんにご紹介いただいてIridiumで一度お会いしているし、ミカさんのCDをプレスする時にマスターデータに関して何度かメールでやり取りしているので、次New York行った時にはサイン入れてもらおう!

以下、2枚の寄せ書き『White Elephant』の現状。
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2010/04/07 17:35 | Category:L'Image, Mike Mainieri, Steve Gadd, White Elephant, レコード

Steve Gaddコーナー!?!?

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去年(2009年)の秋、L’Imageを追いかけ回している頃から僕が「Steve Gadd、Steve Gadd」とあまりにうるさく言うものだから、西新宿の行きつけのレコード屋、Back Trip Records新宿2号店さんに「Steve Gaddコーナー」が出来ました(笑)

リーダー作がたくさんあるアーティスト・ミュージシャンなら当然ですが、Steveのようなどちらかというと「職人系裏方さん」のミュージシャンのコーナーというのは、なかなか珍しいのではないでしょうか?特に、ジャンルを問わずとてつもない数のレコードに参加してきたSteve Gaddのコーナーなんか作ってしまうと、Chick CoreaとSesami Streetのレコードが隣り合わせに並ぶことになります(笑)

※ちなみにJames TaylorとSteve Gadd、レギュラーで組み始めたのはつい最近ですが、1978年のJames Taylorプロデュース作、Kate Taylor(James Taylorの妹さん)の『Kate Taylor』にはSteve Gadd、Richard Teeを始めとするNew Yorkのお馴染みの面々がこぞって参加していますし、Sesame Streetの「In Harmony; A Sesame Street Record」というコンピレーションアルバム(1980年)では、James Taylorが娘のSarahと共作した”Jelly Man Kelly”でTony LevinがBassとTubaを演奏、Steve GaddがDrumsという珍しいアンサンブルを聴くことが出来ます。そして何と言ってもこのアルバム、B面ラストではTony LevinとSteve Gadd、Don GrolnickにDavid Spinozzaといった強者達の演奏をバックにJames Taylor、Kate Taylor、Hugh Taylor、Livingston Taylorの「Taylor Family」(あれ、そういえばAlex Taylorがいないけど)に、Carly SimonとLucy Simonの「Simon姉妹」が加わって親戚縁者全員で大合唱。曲も演奏もどうということはないのですが(失礼!)、この親戚縁者によるハーモニー、特にHugh Taylorも参加しているというのは非常に貴重。ま、しかし翌年1981年にはCarly SimonはJames Taylorと破局した旨の声明を出し、1983年に離婚してしまうんですけどね・・・

Carly Simonが本格的にSteve Gadd等New Yorkのミュージシャンと組み始めたのは前述の『Kate Taylor』と同じ1978年にリリースされた『Boys in the Trees』からなので(それまでは土臭い系ミュージシャン率の方が高かった)、果たしてJames TaylorはCarly Simonを通してSteve Gaddと知り合ったのか、あるいはCarly SimonがJames Taylorを通してSteve Gaddと知り合ったのか、そこらへんの出会いの経緯を、是非Steveに直接聞いてみたいなぁと思っています。

で、話は大きく逸れましたが、Steve Gaddコーナーの仕切り板、スティックとシンバルの絵が描かれていて可愛いかったのでもっと近寄って激写!

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このBack Trip Records新宿2号店というお店、店の軒先にはいわゆる「100円箱」が並ぶ、一見「町の中古屋さん」風情なのですが、ハードロック、ヘヴィーメタルからジャズ、ロック、フュージョン、和物のレコードとCD、はたまたSP盤まで(!)置いている非常に守備範囲の広いお店です。廃盤屋ではないのでそんなに激レアな商品が並んでいるわけではありませんが、何より特筆すべきはたった数百円のレコードでもコンディションやオリジナルか否かといった状態表記が非常にシビアな点。基本的に盤質は良いものばかりなので、とても安心して買い物出来ます。このお店に通い始めた頃、James Taylorの『Sweet Baby James』のオリーブ色ラベルが置いてあったのに「US ORG」の記載が無かったので、「どうして『オリジナル』って書かないんですか?」と聞いてみたところ、「Warner Brothersのロゴが『W7』じゃないから」との答え。ロゴが『W7』となっている盤は本当に最初期のプレスのみ、大変稀少なので、大抵のレコード屋さんはオリーブ色のレーベルであれば「USオリジナル」と言って売ってしまうんですが・・・

パッと見では「町の中古屋さん」的な敷居の低さを感じるのですが、こういった廃盤屋的なシビアさもしっかり持ち合わせた素晴らしいお店です。僕が好きな70年代のSSW〜ロック・フュージョン系も、どうってことない盤ではあってもシュリンク・ステッカー付きでめちゃくちゃコンディションが良くて840円くらいだったり、「レコード屋でレコードを探す」という行為の楽しさを思い出させてくれます。ちなみにSteve Gaddコーナーからも、写真にチラッと写っているThe Gadd Gangのシュリンク+帯付き美盤『The Gadd Gang』、そしてTom Scottの大定番『Apple Juice』もシュリンク+「Dr.Johnシール」付きのUSオリジナル美盤をそれぞれ525円でお買い上げ。その他めぼしい物は全部僕が買ったので、せっかくSteve Gaddコーナー作っていただいたものの、もうほとんど何も残っていません(笑)

ちなみに今Back Trip Records新宿2号店でレコード・CDを買うともれなくMika Marimba Madness 2010 in Tokyoのフライヤーがショップ袋に封入されております!大感謝!

2010/03/12 13:58 | Category:James Taylor, L'Image, Steve Gadd, White Elephant, レコード

裏サイトひっそりオープン

音源試聴ページに続き、ウスケンドットコムに裏サイトを作りました。

コチラ

New YorkまでSteve Gaddを追いかけに行ったら、どういう風の吹き回しか僕が来日公演を主催することになってしまいました。

皆さん、3月26日はBob Dylan行かないでMIKA Marimba MADNESS 2010 in Tokyoですよ!!

2010/01/03 12:26 | Category:L'Image, Steve Gadd, White Elephant, 日々の色々

Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 ('09 Sep) Part3

Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part1
Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part2
Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part3
Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 (’09 Sep) Part1
Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 (’09 Sep) Part2
からの続き

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村瀬さん(以下、村):30年以上前、L’Imageはビジネスとは関係無く6ヶ月もの期間にわたってリハーサルを続け、音楽的に新しい可能性・創造性を模索されていたと思うのですが・・・(今回、30余年の時を経て念願のアルバムを制作、ツアーをされてどんなお気持ちでしたか?といったようなことを聞きたかったそうなのですが、村瀬さんの質問の途中でMr. Mike Mainieriが話し始めます。)

Mr. Mike Mainieri(以下、マ):いえ、実際ビジネスと全く無関係だったわけではありません。Wood Stockに移り住んだ私の自宅で半年間リハーサルを重ねた後、2年間にわたってライヴ活動を行ないました。レコード契約も強く望んでいたのですが、Steve GaddをStuffに取られてしまって・・・(笑)
他のみんなもセッションミュージシャンとしてどんどん忙しくなってしまい、結局レコードを1枚も残せないまま自然消滅のような形になってしまったんです。

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「なんせStuffが大ブレイクしちゃったからナァ」と冗談めかして話していらっしゃいましたが、Stuffのデビューアルバム「Stuff」のリリースが1976年、そしてMr. Mike Mainieriのアルバム「Love Play」の大ヒットが翌1977年ですから、まぁ傍から見たらどっちもどっちですね(笑)

そして、村瀬さんからの質問が続きます。

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村:スティーヴさんは子供の頃から天才的なタップダンサー・ドラムキッズとして有名だったようですが、その頃のスティーヴさんをご存知ですか?

マ:いえ、彼が幼少だった頃、直接の面識はありませんでした。ちなみに私も小さい頃はタップダンサーとしてショウに出演したこともありましたが・・・Steve Gaddとの出会いについては非常に面白い経緯があります。ちょっと長くなるかもしれませんが、皆さんお聞きになりたいですか?

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僕と村瀬さん、思わずゴクリ・・・・・2人で大きく頷く。他の方がどういう反応を示されたかは興奮し過ぎて覚えていません。二人しか頷いていなかったりして・笑)

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マ:それではお話しましょう。当時私はセッションミュージシャンとして忙しく働いていました。エージェントから「明日は何時にどこそこへ行け」といった電話が入ると、私は誰と何を演奏するのか、ほとんど何もわからないままでとにかくレコーディングスタジオやテレビ番組の放送スタジオに向かうのです。ヴィブラフォンだけではなく、スティールパンやマリンバも演奏しました。テレビの仕事では、James Brownと演奏した後、立て続けにPaul Simonと演奏する、なんてこともあり、とにかく呼ばれた場所へはどこにでも行って、どんな音楽でも演奏した、という感じです。

あれは1967年のことでしたが、いつものようにエージェントから電話が入り、「Rochester(ロチェスター、New Yorkの北に位置する郊外都市)のグループがレコーディングにやってくる。」ということだけ知らされ、スタジオに向かったのです。そこはCount Basie等も出入りしていたNew Yorkの有名なスタジオでしたが、到着するとビッグバンドが待機しており、Chuck Mangioneが指揮、Gap Mangioneがピアノを弾いていました。それでみんなで音を出してみて本当に驚いたんです。「Wow、あのドラムとベースは一体何者だ!」ってね。それが、Steve GaddとTony Levinでした。早速エージェントを通して電話番号を教えてもらい、連絡を取り合う仲になりました。彼らには、「New Yorkへ来ればとても忙しいミュージシャンになれるよ!」と言ってとにかくNew Yorkへ引っ越すよう強く勧めました。Tonyはすぐに引っ越して来たんだけど、SteveはなかなかRochesterから出て来なくて・・・(笑)RochesterはNew Yorkからかなり離れているから、New Yorkで仕事がある時はよくTonyの家に泊まっていたようです。私がWood Stockに引っ越した頃にようやく、SteveもNew Yorkにやって来て、後にTony LevinはWood Stockに引っ越してきます。その頃にはTonyもSteveも所帯持ちになっていましたけどね(笑)

臼:あなたがMr. Steve Gadd、Mr. Tony Levinと初めて出会った現場は、誰の名義のレコーディングだったんですか?

マ:Gap Mangione Trioです。

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Gap Mangione。
彼はグラミー賞も受賞しているフリューゲルホルン奏者・Chuck Mangioneのお兄さん。Mangione兄弟は、Mr. Steve Gaddと同じくRochesterの出身で、Gap Mangioneは現在もRochester在住のようです。

1967年にChuck Mangione指揮のBig Bandで録音されたといえば、間違い無く・・・Gap Mangione、1968年のデビュー作『Diana in the Autumn Wind』!
このアルバムは、Mr. Steve GaddとMr. Tony Levinのレコーディングデビュー作として知られていますが、まさかMr. Steve Gaddの初レコーディングの現場が、Mr. Mike Mainieriとの出会いの場でもあったなんて・・・衝撃です。

ちなみに、Gap Mangioneの『Diana in the Autumn Wind』はただでさえ生産枚数が少ない上、有名なDJにサンプリングされたこともあり(良質なグルーヴを追い求めると、結局Gadd御大に行き着くということでしょうか)、なかなかお目にかかれないレア盤です。この話を聞いて、すぐにeBayで知り合ったアメリカのレコードディーラーに連絡したところ、Rochesterのレコード屋に取り次いでくれて、本当はもう入手出来ているはずだったんですが・・・諸事情によりまだ家に届いておりません。その代わりと言ってはなんですが、シングルカットされた7Inchは既に手に入れました。ジャン!!

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ジャン!!

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え?なんで3枚も同じものがあるのかって?

1枚目:保存用
2枚目:飾る用
3枚目:聴く用

ヤダなぁ、こんなのコレクターとして常識じゃないですか。
(LPの方は入手次第写真アップします。)

・・・さて、Mr. Steve Gadd、Mr. Tony Levinとの出会いの秘話まで明かされたところで、名古屋音楽大学の教授、「そろそろマイニエリさんもお疲れだと思いますのでこの辺で・・・」とアナウンス。はい、スミマセン、僕達引き留め過ぎました・・・

最後にMr. Mike Mainieri、名古屋音楽大学の学生さん達へ向けて、激励の言葉を贈ります。

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マ:私は15年にわたってヤマハのマリンバ・ヴィブラフォンコンペティション(コンクール)の審査員を務めています。このコンペは毎年南フランスの美しい場所で開催されているのですが、参加者の演奏水準は年々上がって来ています。そんな中、前回の上位入賞者は、なんと全て女性、そしてアジア人でした。1位が日本人、2位が台湾人、3位と4位が中国人。みなさんにも等しくチャンスがあるということです。練習や勉強にしっかり取り組んで、是非世界に羽ばたいて下さい。

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そうですよね、ライヴばっかり観てないで僕も練習します、ハイ。

と、いうわけでライヴ〜クリニックは全て終了。あとはみんなでお片付けです。「バミりは、完全に剥がし終わるまでがバミりです。」というのは昔小学校の校長先生がよく仰った言葉ですが、そんなわけで僕も自分でバミったD.I.、そしてMr. Mike Mainieriがつまづかないよう固定しておいた床を這うコード類を、全て剥がします。もちろん、バミり職人臼井のことですから、剥がし易いようにあらかじめガムテの端を折り曲げておいたことは言うまでもありません。エヘ。

ついでに各種ケーブルも全て巻き巻きして、マレットをまとめて、ピックアップからの信号を集める「バー」も折り畳んで全てMr. Mike Mainieriにお渡しすると、「ありがとう!でもネ、実はマレット入れのフタを無くしちゃってネ・・・」とお困りのご様子。ステージ周辺をくまなく探すも見つからず、その旨を告げると、「あぁ、じゃあ多分あの荷物の中に先にしまっちゃったんだな」と、2つのスーツケースを指差すマイニエリ氏。「もう一回バラして探しますか?」と聞くと、「いやいや、それは大変だからやめよう。探すのは家に帰って荷物をバラした時で良いよ。それに、万が一無かったとしても大したことじゃないし・・・」とのこと。

そこでカメラ小僧臼井健、フタがなくなってしまったマレット入れを激写!(ホントに真面目に探したのかよ・・・と突っ込まないで下さい。それとこれとは話が別なのデス。)これが、いつもMr. Mike Mainieriのヴィブラフォンの脇にぶら下がっているマレット入れです。ファン垂涎のアイテム?いや、極々普通の、紙製の筒です(笑)
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ちなみに、D.I.は見慣れないメーカー名だったので、Mr. Mike Mainieriにお伺いすると、「ドイツの人が作ってくれたんだ。K & K Soundっていう会社で、凄く優秀な職人さんがいるんだよ。」とのこと。帰宅後調べてみると、なんと!Mr. Mike Mainieriのピックアップシステムそのものじゃありませんか!

メーカーサイトはコチラ

さて、ここからはサウンドシステムについての少々込み入った(個人的な)質疑応答になります。

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臼:どうしてステレオで出力せず、モノラルで出力しているのですか?

マ:ステレオだとアンプが2台必要になって何かと面倒だし、ちゃんとしたホールでやるときはステレオでマイクを立ててもらえるからね。それに、このD.I.なんだけど、モノラルで出力するか、Treble(高音)、Middle(中音)、Bass(低音)をパラで(別々に)出力するか、二者択一の仕様なんだ。そもそもステレオでは出力できないというわけ。もしやるならステレオどころかアンプが3台必要になる。それってあまり現実的じゃないだろ?

臼:なるほど。レコーディングの時はどうやって集音しているのでしょうか?

マ:ピックアップからの信号についてはTreble、Middle、Bassをちゃんとパラで出力して、さらに生音をマイクで左右から録る。それを後でミックスしているよ。それぞれの音域を別トラックに分けて録音することで、音色の調整はミックスの段階でかなり追い込めるんだ。

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なーるほど、ライヴでもレコーディングでも、どんな現場でもかなり柔軟に対応できるよう考えられたシステムですね。さすがです。そして片付けや荷物の詰め込み(文字通り、スーツケースに機材をぎゅうぎゅうに詰め込み)が終わると・・・・

満を持して、オートグラフプリーズ!!(ここまで来てまだやるのか、と呆れたあなたは正常な価値観の持ち主です。)

本日サインしていただいたレコードはこちら。(さっきのマレットケースの写真でチラッと写っていましたが)
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Ben Sidranの『The Cat and the Hat』。Mr. Mike Mainieriプロデュースの名作です。このレコードをシゲシゲと眺めながらマイニエリ氏、「”Seven Steps to Heaven”のSteve Gaddは本当にマジックだよなぁ。あれは本当にマジックだった・・・」とポツリ。そうなんです、プロデューサーお墨付きの「マジック」なんです。これは多分CD化されているはずなので、皆様是非聴いてみて下さい。Frank Weberの”Complicated Time”でのGadd御大のプレイを初めて聴いた時もそうでしたが、凄過ぎて思わず笑ってしまいます。

さて、片付けもオートグラフプリーズも全て済んだところで、今度はツーショット撮ってプリーズ!もちろん快く応じて下さいました。「せっかくなので阿弥陀様の前で撮りましょうよ」と提案したかったのですが、阿弥陀如来って英語でなんて言うんだろう・・・と口ごもった結果、脳内会議で「Budda」に決定。全然違うけど(笑)
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ワンモア!
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2人とも良い笑顔!

もちろん村瀬さんもツーショットを撮影してもらい、「是非L’Imageを続けて下さい!」という熱い想いをMr. Mike Mainieriに伝えてお別れ。明泉寺の方々にも突然の押し掛け&長居をお詫びして帰路に就きます。

帰りは清須駅までタクシー。清須駅からは普通列車で名古屋駅へ。村瀬さんは大阪の方なので、名古屋駅まで御一緒。名古屋駅の地下レストラン街で味噌カツ定食(きしめん付き)を御馳走になってしまいました。(ごちそうさまでした!)ちなみに「矢場とん」は大行列だったので、列に並ぶ気力も時間もなく、向かいにあった「矢場とん的」なお店で・・・(笑)

ほぼシークレットライヴとも言えるようなコンサートを聴けたというだけでも大興奮なのに、Mr. Mike Mainieri自身の口からあまりに凄い話が次から次へと飛び出すものだから、もはや興奮を通り越して二人ともクタクタ。しかも僕は買い過ぎにより30cm×30cm×30cmの立方体になってしまったレコードの塊を抱えて・・・新幹線の改札を入ったところでまたの再会を誓い、2人はヨロヨロと、それぞれ反対方向のホームへ向かったのでした。(次の週にJane Birkinの東京公演でまた再会することになるんですけどね。早っ!笑)

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こうして、9月6日から13日まで、丸々7日間にわたるL’Image御一行追っかけツアーは幕を閉じたのでありました・・・旅の途中で知り合った音楽ファンの方々、そして立ち寄ったレコード屋やロックバー、買い過ぎたレコード等々について、まだまだ書きたいことはたくさんありますが、なんせ5月のLeon Russell公演以降書いていないライヴ雑感が溜まりに溜まっているもので、『あの頃、マイク・マイニエリと』シリーズはこれにて完結とさせていただきます。

ちなみに、実は以前の記事の加筆修正推敲も随時コッソリ行なっておりますので、以下に今回のシリーズの全記事のリンクを掲載します。ご自身の行かれたライヴの思い出に浸りたい時、あるいは行けなかったライヴが気になって仕方が無い時、はたまた美しくサインの入ったレコードコレクションを眺めたい時にでも、また是非お読みください。

L’Image @ 郡山Hip Shot Japan (’09 Sep)
L’Image @ 仙台enn (’09 Sep)
L’Image @ 名古屋The Bottom Line (’09 Sep)
L’Image @ 大阪Big Cat (’09 Sep)
L’Image @ 福井 響のホール (’09 Sep)
Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part1
Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part2
Mike Mainieri @ 清洲 明泉寺 (’09 Sep) Part3
Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 (’09 Sep) Part1
Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 (’09 Sep) Part2
Mike Mainieri クリニック @ 清州 明泉寺 (’09 Sep) Part3

【Date】
‘09/09/13

【Musicians】
Mike Mainieri (Vibraphone)